1997-02-19 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
合成ビタミンD剤、骨粗鬆症に対して大変な種類の薬、全部で四十八種類ぐらいの薬が出されています。価格も、同じ種類のものでありながら〇・五ガンマグラムであれば八十円から三十五円ぐらいまでの間、非常に格差あるわけですが、出ています。
合成ビタミンD剤、骨粗鬆症に対して大変な種類の薬、全部で四十八種類ぐらいの薬が出されています。価格も、同じ種類のものでありながら〇・五ガンマグラムであれば八十円から三十五円ぐらいまでの間、非常に格差あるわけですが、出ています。
統一の献立、一括の購入、三カ月前にコンピューターで栄養計算、なま物以外は一カ月前に納品、大量生産された加工品、プラスチックのパック食品、チーズ、各種ジャム類、そしてうどん、ハンバーグにパン、ヨーグルト、すべてパック製品、汁ものはだしを取らず化学調味料だけで味をつけ、ビタミンは食品だけでは不足だというので合成ビタミン剤をふりかけたり、まぜたりする。
しかるに輸出好調時におきまするところの生産設備の乱設が原料の買いあさりを招きまして、原料高、いわゆる原料高製品安となりまして、これに加えて昭和二十七年度下半期に至りましては、濠州の合成ビタミンが米国に進出をいたしまして、日本からの輸出が急減いたしましたため、輸出内需ともに業界は衰微の一途をたどりまして、昭和二十八年六月にローヤルの手形が不渡りとなり、ついに倒産するに至ったのでございます。
しかるに輸出好況時におきます生産設備の乱設が原料の買いあさりを招きまして、原料町、製品安となり、これに加えて昭和二十七年度下半期に至りましては、豪州の合成ビタミンが米国に進出いたしまして、日本の輸出が急減いたしましたために、輸出、内需ともに悪化をいたしまして、業界は衰微の一途をたどり、昭和二十八年六月にはローヤルの手形が不渡りとなりまして、遂に倒産するに至ったのでございます。
たとえば肝油について申しますと、その以後に豪州で合成ビタミンというものができまして、従来の肝油が非常に悪くなってしまった、輸出が以前ほどきかなくなってしまった、そんなふうな事情がありますから、担保もそれに応じて価格が非常に上下する。
さらに、今アメリカと競争になつておりますところの合成ビタミンとの競争もできて、業者はいいということはもちろんでございますけれども、末端にいるところの漁民を救う意味においても、こういう方法をとることがいいのじやなかろうかと思いますから、この点について御意見を承りたいと存じます。
御承知の通り現在米国におきましては、合成ビタミンの製造が盛んになつて参りまして、日本のビタミン油の輸出が憂慮されるに至つたのであります、そのため、これが対策について研究を行い、これに対する措置として、米国に対抗する学術的研究が急速かつ必須となつて参つたのでございます。
水産貿易のことにつきまして長官にお尋ねしたいのですが、ビタミンが合成ビタミンの圧迫を受けて非常に値下りして、何とか救済しなければならないという陳情書が出て、過般論議したのですが、水産貿易の小委員会で、一定の研究費があれば、アメリカの合成ビタミンに負けないかどうかはわからぬが、十分研究できるということが明らかにされたようでありまして、これについてはやれるという技術者の自信があるのですから、これはやはり
ただ抽象的に考えてみました場合に、先ほどもいろいろ御議論が出ておりましたが、合成ビタミンの出現によつて価格が下る。従いましてその影響は一回あるいは当座の処置で解決すべきものでなくて、将来にわたつて合成ビタミンの出現がますます伸びるとすれば、それによつて受ける影響、つまり天然ビタミンに対する価格の影響というのは、繊維等についても御承知の通り、相互のバランスというものが必要であります。
先ほどの御質問の中で、合成ビタミンと天然ビタミンとの比較をいたしまして、天然ビタミンが合成に対応できる方法ありやいなやという御質問でございましたが、この点につきましては、化学者はともかくといたしまして、日本の多くの臨床の医者の間におきましても、天然ビタミンは合成にまさる何ものかがあるということが、一般に信ぜられております。
今の説明で、原因は合成ビタミンの出現による値下り、そうしたことを原因にしているようでありまして、非常に事情は重大であるから、臨時措置として考えることはいいけれども、それは今日の一般的貿易不振の原因もあり、世界的にコストの競争などもあるので、一体政府においても、あるいは業界においても、今後のそれらの対抗策等があるのかどうか。